プラチナ 万年筆用カーボンインク(水性顔料)ブラックINKC-1500 ― 2012年08月13日 11:29
今までずっと使っていた、パイロットの証券用インクだったが、実は消しゴムをかけると薄くなってしまうという欠点が有った。前から使って、わかっていながら、どうして違うインクに変えるって発想がなかったんだろう?
そうだ、消しゴム耐性が大事なんだよ。上から色を塗る訳じゃないから耐水性やアルコール耐性はあんまり関係ないんだけど、ただでさえ、紙をすぐ汚してしまうタイプなんで、後から消しゴムかけは必須。汗で汚くなるインクもごめんだな。もう少しきれいに仕事ができればいいんだけど。
漫画用黒インクレビュー
なぜか、薄くなるのは他のインクもみんな同じだと思い込んでいたんだな。頭、悪すぎるぞ!>俺
その前は開明墨汁を使っていて、やたら原稿が汚れる事を、やっぱり、どれを使っても同じだと思って変えなかったなー。うーん、我ながら、情けなくなる、探究心の無さだ。
それから使ったのが同じパイロットの製図用。これはホントにいいんだ。丸ペンを使って繊細な事をやろうとするときは、これでなくちゃ駄目!
なのに、一時、ロットリングのアートペンや、各メーカーのデスクペンを使おうと思って、万年筆に入れられる黒を探し回った結果、セーラーの極黒にたどり着き、しばらくこればっかの日々が続いた。
結構、消しゴムにも強い!細かい線も引ける!すこーし薄い気もするけど、問題ないレベル。問題は高い事だ!
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ひとりごと - 極黒!
@EriMotomura セーラーの極黒です。今まで使ってたパイロットの小瓶に少しずつ移して使ってます。蓋を開けたあとも... on Twitpic
付けペンで使う分には万年筆用の高いインク使う必要は無いんだよ。なのに、またまた、プラチナの万年筆用カーボンインク(水性顔料)ブラックINKC-1500 なるものを試してみる事にしてしまった。
結論から言うと、必要なかったんだなー、おいらには。
よく考えたら、デスクペンのカーボンインクと同じはず。もう使っていたんだよなー。
あのカーボンデスクペンと同じ印象だ。というより、むしろ、筆ペン用のカートリッジ(100均で3本100円で売られてるやつ)となんだかよく似てるなー、にじみ方・・・ちょっと、表面活性剤が少し入ってんじゃないかなって、そのくらい紙に吸い付く、そんな印象(あくまでも個人的な印象だよ)。消しゴムを何度かかけて紙面が荒れてきたらちょっと使い辛いかも。
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筆ペン用は100均でも売ってるけど、これとは違うのかな?100均だと半額てことだけど。
定価は同じだから、本数少ない分、むしろ筆ペン用のほうが高いってことなんだなー。意外だ!
紙ににじむので早く描かなきゃならんってワケで、クロッキー的な絵になりがち。紙がケント紙だったら、ちょっと違う印象かもしれないけど。
結構高かったんだけど、無駄な買物だったな(T_T) ガッカリ。なにやってんだよ、いったい!
イヤー、はっきり言って、インクでこんなに描く際の印象違うなんて思いもしなかったな。
最初のリンクにある、『マンガ用黒インクレビュー』だって、インクによる違いなんて、それほどたいして期待もしてなかったんだな、正直なところ。
せいぜい、乾きにくさ、耐水性、ベタに使う際のムラになりやすさくらい。
細かいペン入れができないとか、タッチの違いが、インクの違いでこれほど顕著に出るなんてホントびっくり!まったく勉強不足でした・・・って駄目じゃん、歳行ってるくせに!
いまのところ、セーラーの極黒とパイロットの製図用!特に極黒は、パイロットの製図用使っていてときどきある、「ペン先が乾燥してきて描きにくくなってくる感じ」すらない!
やっぱ、おいらには、これが一番かなーって、じゃ、変えて無いじゃん、ちっとも。インクを変えれば何かが変わるかもっていってんのに!
まあ、青い鳥みたいなイイ話ってわけだ。
・・・もちろん、他の人にも、同じことが言えるかどうかは別問題。あくまでも個人的な印象なんだからね、これは。
プラチナカーボン!これが最高!って人もいるはずだ、どこかに。すっと紙にしみこんでいく感じは、確かにまた違ったジャンルでは重宝されそうな気もする。消しゴムでの消えにくさも、このしみこむ感じが関係しているのは間違いない。
・・・でも、100均の墨汁も使ってみようかな。
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