古ーい文房具!_その1 ― 2012年10月15日 13:53
今回落札出来たのは、いらない人にはガラクタ、ほしい人には宝物な品々。
当たり前だけどおいらには宝物だー!
つくづく、こういった死蔵品は売れない文房具店が店をたたむ際、一切の整理を任された業者の方の思惑ひとつで、どうとでもなるんで、出品者の方の、なるべく簡単に済ませてしまおうという状況に運よく居合わせることが出来ると、今回みたいなラッキーが舞い込んだりするんだね(^-^)
いろいろあるよー!
まずはペン先。ブラウゼとレオナルドだ。型番から行くと現行ではすでに廃番になっているものもありそう。
このペン先用のペン軸も見たことの無い形。確かに以前、ブラウゼとレオナルドのペン先を買った際、どうにもペン軸が合わなくて無理やりあわせて使っていたりしたからね。
*研芯器も大型のものが三点!
*コクヨの古い電動字消器>ただし充電式なので何か方法を考えないと使えない。
*ステッドラーの2mm替芯。
*製図用インク
*製図用文鎮>使った事ないけど、よく重しで抑えていたから便利そうだな。
こんな事でもない限り一生買う事は無かっただろうって品物だ。
*最近はまったく使う事がなくなってしまった製図ペン等のニブが数種類。
*それと、レトラセットのおそらくトランサーだと思われるものが6本>先が樹脂製で、
昔使っていたタッチパネルのスタイラスペンみたいな感じ。
ネットを見ても正体が分からない。型番もないし。
*それと、レトラセットのトランサー(バーニシャー)が11本!どうすんだ、こんなに。
大体、最近はスクリーントーン、使わないし。>コミックスタジオで無限ともいえる種類のトーンが使えるからね。
こちらはまた別の出品者の方から。最近はCAD化が進んで使わなくなったので・・・という事で出品されていた。この古いタイプのuniホルダーはなかなか手に入らない。
うれしい限り!といっても使っているのはほとんど、100均芯ホルダー(ファーバーカステルもどき改)とシャーピッツなんだけど。
細い芯のシャープペンシルは本当に使わなくなっちゃったなー。オークションに出品しちゃおうかなー。
そしてこれは、電動字消器の替えゴム。ただ、コクヨの電動字消器は市場から消えてどのくらい経ってるのか分からないが、何処探してもまったく見当たらない。ゴムの太さはほぼ同じであるものの、長さが3センチと5センチという長尺。上の古い電動字消器を改造して使えるようにすればいいんだけど。
ファーバーカステルの芯ホルダー ― 2012年09月19日 12:03
尋常じゃない高値になっちまう・・・なんでー!!???
見た目、安っぽいプラスチックの、何も芸の無いただの芯ホルダーだよ?
何でみんな入札するの~?
石鹸見たいに掘りの深いロゴがダサかっこいいから~?
汚れちゃって大変だよー!?やめたほうがいいよ。
安物のプラスチックだよ?どうかしてるよ、みんなー!!
m~( T o T )~m ・・・ ほしいよー
A.W. Faber-Castell German catalog 1957, page 61 Leadholder - The Drafting Pencil Museum
カタログにも載ってないからレアだったんだろうなー。
これを手に入れてから使い倒したいなんて人はもういないんだろうな。
おいらのところでは、しばらくは、この100均の、「なんちゃってFaber-Castell 」が活躍する日々が続きそう。まあ、いいんだけどね。使い勝手は全然悪くないから。
でも、三菱鉛筆も1950年代、驚くほどFaber-Castell にそっくりな芯ホルダーを出していたんだ。今の中国製品を、とやかく言えないレベル!
Mitsubishi Drafting Leadholders Leadholder - The Drafting Pencil Museum
これでもいいからほしい!って、こっちのほうが高そう。
芯ホルダー(2) ― 2012年09月06日 13:10
相変わらずの筆記用具ネタ。
先日、100均の芯ホルダーというか、2mmシャープが気に入った件だが、その後ファーバーカステルの芯 「TK 9071」も手に入ったんで、100均2mmシャープを、気分はファーバーカステルの色に塗って、自己満足の浅ーい世界に浸っている。
最初に言っておくけど、これは
ファーバーカステルの芯ホルダーではないよ!
自分で遊んでいるだけだから、偽物を作ってるとかって責めないでね。まあ、自分で偽物っていったんだけど。
それらしく見えるけど、化けの皮がはげて下地が出てる。
でもそれなりに使えるしね。
芯を比べてみると、新しいuniの長さと同じ。というか、三菱のほうが、ファーバーカステルの長さにあわせたんだろうけど。ケースのデザインもいいなあ。
見た目は同じ色のような気がしていたけど、カメラで撮るとずいぶん色が違う。
箱にはやっぱり、W-Germanyの文字。
でも、ケースにはGERMANY
描き味は、鉛筆と同じ。uniの4Hのほうはつるつるした感じで、同じ濃さのファーバーカステルの3Hは少し摩擦抵抗感のある描き味。
この100均の2mmシャープは、ノックすると芯が出るんだが、その指を離すときに少し芯が引っ込んでしまう。なので、研芯器に入れる際、芯の長さを計るスケールに一度さして計った後た後、もう一度、ノックしてやらないと思った長さにならないから、少し面倒くさい。そこは100均だから仕方がないね。これだけのものが100円で買えることが驚きなんだから。ホントにコイツは使える!
ちなみに、ステッドラー マルス ミニテクニコ芯研器 502は太さの関係で、この100均の2mmシャープでは使えない。
コクヨ芯研器 ― 2012年08月09日 14:41
差込口が替えられるタイプは、今はロットリングのが出てるけどデザインが好みじゃない。
今回のは新品だってことで、しかも安かったんでラッキー!。
イヤーあっという間に到着して、早速使ってみた。ホント、旭川にいてもどこにいてもほしいものがあっという間に手に入る。すばらしい時代だね。とうぜん、あらゆる場所での企業努力があって可能になっているわけなんだが、若い連中は日本にだけいると、こんな事は当たり前で、ありがたみはまったく感じないんだろうなあ。
おっと、ジジィが出てしまった。
それはそうと、驚いたのなんのって、こりゃすごい性能だ!ものすごく軽く回って、どれもこれもツンツンに削れる!ステッドラー マルス ミニテクニコ芯研器なんて目じゃないぞ!完成度の高い商品だが、おそらく需要がなくなって製造中止になちゃった口なんだろう。実に惜しい!世界でも需要がないんだろうか?ステッドラー マルス ミニテクニコ芯研器はそこここでこんなに売ってんのに。テーブルに留められるのもすごくイイ!
黒澤明監督も言っているが、「一度消滅してしまった技術を復活させる,それがどんなに大変か,不可能に近いって分かっているのかね」 ってワケだ。
ツイッターの
黒澤明「生きる」言葉
はすばらしい。いつも感心してる。
というわけで、とてもいいものが手に入ったわけだ。ファーバーカステルの芯までついてた。大事に使わせてもらいます。
ファーバーカステルは、日本の鉛筆に比べると2段階くらい薄いんだが、芯はどうなんだろ?
早速、ファーバーカステル色に塗った偽者シャーペン(ごめんね。偽者にしたのは私です。)に入れて試してみよう!
100均文具!(6)*2mmシャーペン* ― 2012年08月09日 10:56
かく言う自分も、その一人。色がどうも気に入らん。シルバーはまだしも、メタリックカラーの安物シャーペンは許しがたい!
安物なんだからしようがないけど。
そこで、どうせなら好きな色に塗ってしまうことにした。
好きな色といえば、ファーバーカステルの9000番!
たまたま、100均でグリーンのスプレー缶を見つけたモンで、衝動的にやってみました。
でもこれがなかなかの別嬪になっちゃったよ。そう思うのはおいらだけ?
頭のほうがはげているのは、ステッドラー マルス ミニテクニコ芯研器 502が二個有ったんで、一個の差込口をリーマーで無理やり広げて使ってみた結果。(元色は紫!ナイスなセンスだ!)
やっぱ、差込口が取り替えられるタイプの芯研器買うのが吉である。
でも、これ、下地がシルバーだったら結構、はげてもシャビーシックでイイ感じになるんじゃない?なんねーかな?
後でやってみよう。
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