南望 備忘log

100均文具!(1)*電動消しゴム*2012年06月17日 09:07

   100均の出現!

 もうずいぶん経ったけれど、これこそ、エポックメイキングな、というより、まさにパラダイムシフトというにふさわしい、日本人の価値観の変革を引き起こした現象だったと思う。

 価格が価値と等価であった時代は終わり、ありえない価格設定に幻惑され、何かがおかしいといった罪悪感にも似た困惑、価値の混乱と齟齬に苛まれたもんだ。でも、すでにそれも今は日常感覚に収斂しているけれど、現在進行形で更に進化と拡散を続けている。
  
 「百害あって一利なし」と声高に日本経済の観点から100均不要論を語る良識派や知識人と呼ばれる人々が存在した気がするけど、日本の景気が低迷する中でここまでシェアを伸ばせる底力はたぶん、想像出来なかったと思うんだな。なんか、ねずみ講的な胡散臭さで語られていたような気がするし、それがとっても真っ当な意見に思ったもんだ、当時。

 今、まったく100均が存在していなくて、100均の構想を語り、資金を調達する会社を立ち上げたとしたら、いくら経済的な仕組みと可能性を語っても、ドンだけ胡散臭いんだろうか?
 世間の反応は想像に難くないぞ。考えただけで冷や汗が出てくる。まさに小説より奇なりな事実だな。すごいぞ100均!この仕組みを考えた人!

 おいらはいまだに、店頭での数々の魅惑の品々との出会いのたびに、立ちくらみにも似たショックを受けて、神に許しを請いながら、買い物籠に放り込んでいるんだ。
 
 そういえば、時々独り言を吐きながら100均で買い物している人を見かけるが、あの人たちは、おいらと同類に違いない。いや、あれはおいらです。目障りでごめんなさい。

 経済の仕組みは頭では理解できても、目の前の異常な価格設定は常に混乱を引き起こすんだからしようがない。そして、淘汰されていった真っ当な小売店や生産工場のうめき声があたりを埋め尽くしている様な気がして落ち着かない!

 とは言うものの、もう、そんなわけで、こんな、夢の店頭で見つけた、ありえないグッズをご紹介。

 魅惑の100均文具だ!

 ああ、あの時、こんなものがあれば、おいらはもっとゆとりある生活が送れたハズだ。・・・ほんとか?

*電動消しゴム*

 電動消しゴム(電動字消し器)といえば、かつてはPLUSとかサクラ ラビット、RADICなんかが有名、というか、それしか選択肢はなかった。充電式はべらぼうに高くて、電池式でも安くても2000円以上していたはず。

 おいらの愛用品も「ご主人様もうやめて!」って声が聞こえるほど使い倒してモータがヒョロヒョロしか回らなくなったり、たびたび落下して、その度に部品がなくなっていった、百鬼丸のようなヤツらだった。


 しかし、ここに登場したのが、こいつだ!パステルカラーでおしゃれ。部品を取っ替えっこしてツートンにできるぞ!




 充電式のメリットはエネループの出現で無くなったに等しい!だから電池式で問題なし!

 問題点は最初から装備されている消しゴムはクズだということぐらい。これは他社の「消しゴムホルダー」を使うことで解決できるぞ。今までの高性能な「替えゴム」が使える!

 なので正確には100円ではなく、「エネループ」+「消しゴムホルダー」+「替えゴム」分のお金が必要。でもずいぶん安いぞ!パワーも十分ある。ただし、今まで使った経験からすると、寿命は割りと早く来るようだ。使い始めた時期が同じ何台かが同時に動かなくなったことがある。それでもすごい!

 100均さま、ありがとう!

追伸***

そういえば、エネループほどの性能ではないにしろ、充電池とその充電器も100均にあったな。おそるべし、100均!

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