ついに来ました、日光ペン!(その2) ― 2012年05月30日 16:19
でも正真正銘の昭和もの。その証拠は中に入ってるご愛用者カードだ。このカードで交換できる一番上の景品は、ペン先だけにオリンパスペンSF3.5!昭和のオヤジギャグだぜ!SFってのは分からなかったけれど、写真から見ると、なんと初代!登場は1959年じゃないか!
おいらが小学校に上がる前のペン先なのはほぼ間違いない!ご愛用者カードは、これで4枚ゲットだ。ラッキー!
でもよく見ると、靴下もらうんでも15枚も必要だぞ!オリンパスペンにいたっては600枚?! 昭和の人は、いったいドンだけペン先使ったんだ!?えっ、確か、この箱には4000円くらいの値札がついていたはず・・・げー240万円分も必要だったわけ?当時の値段で?なんかの間違いだな。また後から調べてみよう。 おいらが小学校の6年生とき、とんでもない田舎に住んでいたのだったが、お土産に丸ペンセット、今も売ってる、NIKKOペン先10本とペン軸のセットをもらったんだよ。あのころからこのペン先は店先におかれていた事になるな。どんだけ売れない店だったんだ?
ああ、もっと練習しとけばよかったなあ。小学生に丸ペンのセットを買ってくる親も不思議だが。全然使えんかったことだけ覚えてる。
ところで、師匠の原画展も無事終わったようだし。おいらは行けなかったけど。あのころは、おいらも若かった。仕事が終わって、朝方、吉祥寺の街の中に飲みに出たもんさ。通勤通学の人の群れの中で白い目で見られているのをヒシヒシ感じながら。
「俺たちは、つい今しがた迄仕事してたんだよ!」って言い訳を声に出して。誰に、というわけでもないけど、何か社会通念上後ろめたい気がしてたんだね。体中にスクリーントーンのくずをつけたまま、頭はボーボー、フケだらけ、ひげボーボーで目やにだらけ。きっと、臭かっただろうなあ。最後は三日は完徹!(全く寝ない完全な徹夜の事を指して完徹(かんてつ)と表現することもある。・・・- Wikipedia)不眠トリップでヘラヘラして!気味悪かったんじゃない?周囲の人。
よく、店に入れてくれたもんだ。というか、よくそんな時間からやってる店があったもんだな、当時。あ、今でもあるのかもね、吉祥寺なら。
師匠は、今度、少年サンデーで連載始めるそうですな。遠くの空の下から応援してまっせ。っていうか、自分もやらにゃ、モウ食っていけないんだからがんばれよ>俺!
そのためのブログだったはずなのに、完全に趣旨を逸脱してんなあ。最近。
さて、今回、手に入れた中でも一番古そうな日本字ペン。定価って字が旧字体ではげてるんで値段が分からんが、戦前ものかもしれない。おそらくそうだな。ニューム製で表面は少々酸化が進んでる。現代のものと比べると、ペン先の先端の返しの部分の大きさが違う。まだ使えるのかな?
追記・・・ニューム色はニューム製じゃなかった(T_T)。勉強不足でした。
ウィキペディアによると、「鋼素材にすずメッキを使用し表面を半光沢(ニューム色)にした物」ということだね。でも、ニューム製って信じている人は多いんじゃないかな?「ニューム製は、減りが早い」ってよく言われているし・・・。
ピッカピカだけど、ジスマーク付が昔のペン先。スクールペンは孔の形に違いがある。
そしてさじペン。美しすぎる!
きっとうら若き女工さんが手作業でつめたに違いない。間違いない。きっとそうだ! さじペンなんて、今までも全然使ったことがないのに、ニュームとクロームのNo.357、ニュームのNo.360ゲットだぜ。
まるで博物館!オークションってすごいぜ!こんなにたくさんのペン先に囲まれて、これが幸せってもんかな(T_T)
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