南望 備忘log

旭川 '12/12/09 ( 雪)2012年12月09日 11:04


 旭川は、今年も雪が多そう。
 去年は、旭川、札幌間に有る岩見沢あたりで大雪で大変なことになったけど、今年もすでに高速道路が通行止めになったりしている。
 

 変わり映えのしない窓からの風景は、だんだん定点観測的に面白いんじゃないかなんて思えてきた。かなり老朽化した、この市役所の建物も、遠からず建て直さざるを得ないだろうし・・・。

 

 ボロボロになって、すでに廃業している医院は、きっと昔、このあたりではとても大きく有名だったに違いない。今では朽ちるに任せて、屋上にはいつも水がたまっていた。
 今年はその水がなくなったんだが、おそらく排水溝を掃除したのではなく、屋根が抜けたんだと思う。人は住んでいるようなので、勝手な想像だけど、年老いた医者が一部の部屋だけ使って、余生を送ってるんじゃないかな、なーんて絵を思い浮かべたりしてみる。

 旭川のバスは、ハイブリッドバスも走っているが、びっくりするほど旧式のジーゼルバスも同時に運行している。とても懐かしく、思い出に浸れるものの・・・ちょっと、排気ガスが気になる。

 今日は、遠くの山並みはおろか、近くの町並みもよく見えないくらい雪が降っている。
 

 長年付き合ってきた旧型のレガシーは、廃車しちゃったから、この冬は何処にも出かけられないなあ。腐ってもレガシー!雪道の走破性は抜群で、相当ひどい雪の道もガンガン走ってくれた。
 まったく何処もおかしくなくて、エンジンも快調そのものだったから、解体されずに、どこか、遠い国の大地ででも走ってくれていたらいいな・・・。

コメント

_ Federico ― 2012年12月09日 21:23

市役所庁舎は建築家の佐藤武夫の作品で1959年に日本建築学会賞を受けた建物ですね。今の耐震基準では問題があるみたいだけど、地震の極めて少ない旭川だからいままで残っていたという事でしょうか。個人的には懐かしい建物でもあり残ってほしいと思うけど、そのうち安全性を理由に、全国どこにでもある様な新しい庁舎に代わるんだろうなと思うとちょっと寂しい気も。

_ NAMWO ― 2012年12月17日 12:47

そーなんだ。その後、旭川のいろいろなところに、この市役所を真似したデザインの建物が増えて行きましたね。それすら、今ではすでに老朽化してます。鉄筋コンクリート枠と赤レンガという組み合わせは、海外に行くと(必ずしも赤レンガじゃなかったけど)多かった気がします。特に鉄筋コンクリートの枠だけ作って、あとはゆっくり、自分達で壁をレンガで埋めてゆくというやり方・・・。上海なんかではそれで高層ビルも作っていて、地震が有ったらレンガが全部降って来るんじゃなかろうかと心配になりました。ほとんど素人がレンガを積んでいて、事務所の壁なんか、レンガのはずなのに釘が刺さりましたから。あのまちは、地震が来たら、新しい建物は全部崩れて昔の租界の古い建物しか残らないjんじゃないかな・・・。

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