南望 備忘log

旭川は今日も雪だっぜー(^-^)vピース!2013年03月21日 06:23

 いやはや、気がついたらずいぶん時間が経ってしまったなあ。

 世の中では花見のニュースで盛り上がってるが、旭川は少し暖かくなって、ようやく雪解けかなーって感じだったんだが、昨日から朝まで雪だったぜー。

 なかなか春はこないねー。



 韓国から、超絶的にうまいイラストレーター、Kim Jung Gi氏のとんでもなく分厚い画集が先日届いたり、いろいろ有ったんだけどなー。注文から一週間くらいで届いた。

ほらー!すごいでしょ。



ぶ、分厚い・・・!

 facebookで、その一部は紹介されていて、まったく、度肝を抜かれたんだ。すごい人がいるもんだ。
 こんな感じ。(facebookより)


 下書きもしないでガンガン書き進めてしまうあたり、寺田克也氏とかちょっとにてるな。

 前だけ見て精進するべきなんだな。がんばろう!

孤独のグルメ_22013年03月20日 16:13


 去りぬる2月25日、「まちのグルメの魅力を考えるセミナー」というものが開催され、久住昌之氏が講師として旭川市に招かれたわけだ。
 前日に大いに盛り上がって、燃え尽きてしまったしまったせいで当日は、どんなにしおれているのかと思いきや、さすがプロ、すでに会場入りし、準備に余念がなかった。

 そして、会場になる保健所の前には氏から旭川市民への熱いメッセージが書き記されていた。

 ホケンジョー!

 しり!

 そして、旭川の美味しい牛乳で作ったソフトクリーム+温泉を現す逆さクラゲか!

 いや、ちがう、ショーガクセーに一番人気の典型的なあのマークだ!

 場所が場所だけに、聖路加病院の廊下や階段のオドリバに埋め込まれていた、「病気を媒介する害虫」のモザイクと同じコンセプトのデザインだ!

 所狭しと描かれたメッセージが、訪れる旭川市民を温かく迎えてくれた。

 これから始まる氏のセミナーの充実振りを予感させるに十分なできばえだ!

 さあ、久住昌之氏の登場だ!

 フクムラ氏も元気!
 それにしても、フクムラ氏は、とある有名なアニメ監督にそっくりだなー!生き写しといって良い。

 今日はどんな講演を旭川の皆さんに聞かせてくれるんだろう?楽しみだ。

 
 本当に「孤独のグルメ」を見ていると、今まで「泉昌之」名義で出版されていた名作漫画の数々の台詞が久住昌之氏の物であったことをつくづく思い知らさせられる。
 今までは、作画担当の「泉晴紀」氏の屈折した人間像の投影としてあの台詞を受け止めていたんだが、松重豊氏のゴローさんでもまったく違和感がないどころか、ますます磨きがかかって、光り輝いているではないか。

 

 この、オッサン、当たり前だが、只者ではない!

 それにしても楽しそう。「ちょろぎ」って説明書きしてる。でも、北海道の人って「ちょろぎ」分かるのかなあ?自分は北海道を出るまで「ちょろぎ」は知らなかったからなあ。

 さあ、始まったぞ! そういえば、以前、氏の「ゴージャスの人」というタイトルを、誰かが「ゴージャスな人」と間違えたことに氏が腹を立てて、この「の」が「な」に変わったらぶち壊しであることの説明をどこかで展開していた記憶が有るんだけど、この場合も「孤独なグルメ」になったりしたらまた怒って、その説明をしてもらえるんだろうなあ。
 それも聞いてみたい気がするなあ。

 そしてサイン会。

 今宵の飲み会は市役所の偉い人とだけだって!市のO氏に言われて、仕方なく背中を丸めて家路についた一日だったぞ。まあ、仕方がないね。遅ればせながらのご報告。

 P.S.

久住氏に教えてもらった泉晴紀氏の電話番号で連絡が取れた!
最近といっても2010年、若い嫁さん(漫画家の山崎 紗也夏)をもらって、嫁さんのTwitterでやっぱりいじられてる。

孤独のグルメ2013年02月24日 23:59


 さて、場所はマチバルの2階。旭川ケーブルテレビポテト星野さんも来てるぞ。結構いっぱい人が集まった。さすが、「孤独のグルメ」人気だ。

 久住昌之氏登場!「孤独のグルメ」と「花のズボラ飯」的トークがさすがに面白いぞ!人を楽しませることを常に考えているプロだなー!

 音楽もいいなー。ブルース基調の腰砕け歌詞がやっぱり、久住昌之だ!


 ラーメンみづのからも花束が来ていた。久住昌之氏の大好物らしい。

 ここが、みづのだ。
 生姜ラーメンが絶品の店だ!他のメニューもいろいろ有って、頼んでみたいけれど、必ず生姜ラーメンは頼むので、結局、他のものは一度も注文できないでいるらしい。
 おそらくこれからも、他のメニューは頼むことはできないだろうから、みづのの生姜ラーメン以外のメニューという謎に一生思い苛まれる予感にとらわれてるようだった。
 

 ほんと、トレードマークの笑顔がかわいい!

 右が、市のO氏だ。旭川の将来はこの男の双肩にかかっているのだ!がんばれ、ミスター旭川市!まけるな、雇用創出促進協議会!

 ギターもウクレレもこなす。しかも美声!今日は、現地調達ということで、なんと忌野清志郎画伯の絵のプリントされたウクレレで演奏した。

 曲がったことが嫌いなんで、楽器もソプラノサックスなフクムラさん。

 しかし、久しぶりにずいぶん、飲んじまったぜ。

 例の旭川名所で記念写真。

 というわけで、CDもゲット。


 井の頭五郎役の松重豊さんはほんとに毎回腹をすかして撮影に望み、ほとんど撮り直しとか無しに完食するんだそうだ。

 さて、明日は・・・ってもう今日だが、昼から例の「旭川市雇用創出促進協議会]のセミナーだ。これにもちょっくら出掛けて雇用創出促進協議会。

久住昌之氏2013年02月23日 22:30

 久住昌之氏といえば最近では「花のズボラ飯」や「孤独のグルメ」で注目を集めている、多岐にわたる活動でめまぐるしく活躍しまくっている多才なオッサンだ。
 師匠のところで仕事をしていた頃、「童夢」の原寸大豪華本というとんでもない代物が発売されたことが有った。
 そのときの、装丁をされていたのが久住昌之氏だったのだ。

 当時、氏は泉晴紀氏とともに「泉昌之」名義でガンガン腰砕け漫画を出していた頃だった。
泉晴紀氏とは当時はずいぶんつき合わせてもらっていたが、久住昌之氏とは、考えたらほとんどのみにいった記憶もない。

 最後にお会いしたのは、井の頭線のガード下にあった伝説の呑み屋「大茂」で、おいらが酔っ払って、なんか愚痴を言って絡んだか何かして、気がついたら氏はいなくなっていたという、氏からすれば災難以外の何者でもない素敵な一夜のことだった。

 そんな氏が明日旭川にやってくる。

 明日、とりあえず、セミナーの前の日にイベントが有るってことなんで行ってこよう!楽しみだなー。


PANTONE鉛筆2013年02月13日 11:03

 PANTONEといえば、昔漫画描いてた人なら、あのベタっとくっ付いて、中々一筋縄では使いこなせないカラートーンを思い浮かべる。

 昔って、一体いつの頃かって言うと、おいらの師匠がNHKの「YOU」という番組のタイトルバックを作っていた頃。かの江口寿史先生が、お洒落な女の子のカラーイラストを雑誌に次々発表して、当時の若い連中に垂涎のため息をつかせていた頃だ。

 Wikipediaによると、PANTONE(パントン)はアメリカ、ニュージャージー州に本社を置く企業。印刷会社用に「パントン・マッチング・システム」を発表して色を管理するシステムを構築したんだな。
 これが後にコンピューター用の「パントン・カラー・データ・システム」に発展してゆく。マッキントッシュコンピューターがDTP(デスクトップパブリッシング)を普及させてゆく上でも時代を先取りした重要なポジションを占めていたわけだ。

 ああ、あの頃はまだパソコンなんてなかったモンなあ。それからちょっとして、どうも、マッキントッシュという、箸にも棒にもかからないが、すばらしいコンピューターが有るってことを知り、にわか仕込みの知識をひけらかして、師匠にマッキントッシュを買えって勧めたモンだった。実は、自分で触りたかっただけだったが、当時のマッキントッシュはポルシェ並といわれていた時代だったから、とても庶民がおいそれと手を出せるような代物じゃなかった・・・。

 と、感慨にふけっていると、関係ないほうにまた行ってしまうぞ。

そこでこの、色管理のPANTONEがプロデュースするPANTONE UNIVERSEというライフスタイルブランドからPANTONE鉛筆は出されていたんだ。
 ここからでている、商品は、発売元もいろいろ。
で、PANTONE鉛筆は、というとサンスター文具からでていた。

2006年のグッドデザイン賞 鉛筆 [PANTONE UNIVERSE・鉛筆/色鉛筆]も獲ってるぞ!

 むちゃくちゃカッコイイ。外国でも賞賛されていたりする。→pencil talk | pencil reviews and discussion ここのサイトはむちゃくちゃ写真もカッコイイなー。

 こんなにカッコイイのに生産中止。売れなかったんだろうなあ。なんでだろう?みんな知らないからなんじゃないのかなあ。というか、鉛筆自体、一般的には使われなくなってしまったってことかもね。


 つうワケで、手に入れられたのはこれだけだったんだけど、描き味もとてもいいし、一本80円って安いと思う。色鉛筆にいたっては、一色しか手に入んなかったって、間抜けだなあ。


 超クールでイイ感じでしょ?さすが、グッドデザイン賞だ!
 断面が四角なのは転がりにくくていいんだけど、手に持ったとき、確かにちょっと、居心地の悪さが有るのは確かだな。
 鉛筆をシャープペンシルみたいにまわしながら(いわゆる「鉛筆回し」じゃなく、芯の紙にあたる面を変えていくって意味)使う人には使いやすいかも。
 

 でも変わってるのはこっちだ。人を馬鹿にしたような鉛筆だぞ。どうしてこんなもの作ったんだろう?デッサン用なのかな?その割には画材として店頭には並んではいなかった。


 対角線の長さが15mmあるんで、大概の尖筆削りは使えない。以前は、これ専用の鉛筆削りもセットで売っていたみたいだけれど、当然、今では何処探しても手に入れることは無理。
 まあ、ナイフを使えばいいだけなんだけど、それだけでも、時代に逆行しているよなー。
 ナイフ使って削るって、デッサン用の画材なら当たり前だけどね。

 ともかく、わが道を行く天晴れな態度だ!


 巨大だ!むかし、娘が小さかったとき、「自分のスプーンとフォークを持ってきて」って言ったら、砂場遊びのスコップとフォークを持ってきて、笑ったことがあったけど、そのくらいの差が有るな。


 箱もでかい!


 「でかさ」が伝わるかな?


 というわけで、もったいなくて中々使えない鉛筆がまた増えてしまった。どうすんの、いったい?


ドイツ製LYRA(リラ)とかDAHLE(ダーレ)のメカニカル鉛筆削りはデザインもカッコよくって太軸対応のものが有るんだけど、だいたい12mmまでかな。もうちょっと細けりゃこのあたりでいけるのになあ。最初に、四隅の角を落としておいてから使えば使えないことはないけど。・・・って、そこまでしなくてもいいだろ。
ダーレ ペンシルシャープナー



 と思ったら、こういうのがでていた。

LYRA リラ 太軸鉛筆用シャープナー

16.5mmまでOKだ。でも、これで削ったら、きっと円錐が浅くて使いにくいと思うなあ。
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